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クリント・イーストウッド&共演者たちのコメント満載 『運び屋』特別映像公開(ぴあ映画生活)




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出典元: 『運び屋』

アカデミー賞受賞監督、クリント・イーストウッド主演にして監督最新作の『運び屋』。この度、イーストウッドと共演者たちのコメントが満載の特別映像が公開された。

『運び屋』特別映像

『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』に続く、全米興収1億ドル突破の大ヒット作である本作。イーストウッド自身の監督作としては、『グラン・トリノ』以来、10年ぶりの主演作となった。「今のハリウッドには自分が演じられる作品がない」と宣言し、一時は俳優引退もほのめかしたこともある名優の心を動かしたのは、前代未聞の“アウトロー”の実話だ。

巨大な麻薬組織で、一度に最大300キロ、13億もの巨額のドラッグを運ぶ“伝説の運び屋”の正体は、なんと90歳の老人だった。名優イーストウッドが演じるのは、仕事一筋で家庭をないがしろにした挙げ句、事業の失敗で家財の一切を失ってしまった孤独な老人アール・ストーン。撮影時のイーストウッドは、実在の人物レオ・シャープと同じ87歳。イーストウッドが、自身の人生とも通ずる主人公の、我が道を行く生き様を魅力的に演じている。そして主人公を追い詰めていく捜査官コリン・ベイツ役には、イーストウッドの後継者と言われ、『アメリカン・スナイパー』では主演を、イーストウッドから譲り受けた『アリー/スター誕生』では初監督・主演を務め、アカデミー賞でも絶賛されたブラッドリー・クーパーだ。

公開された映像は、主演・監督を務めたイーストウッドの役柄や作品に対する思いと、俳優としての集大成となる演技を支えた、豪華キャストたちのコメントが収められたものだ。ストーンが運び屋として“走り続ける”姿に重ねて、イーストウッドの「興味をそそられる物語に、出会うことがある」という一言から始まる。常に自分が演じるべき役柄、監督するに値する物語を探し続けているイーストウッドは、ニューヨークタイムズの記事を基にしたニック・シェンクの脚本を読み、この物語に惚れ込んだ。「これは私の以前の作品とは全然違っていた。実話に基づいている」と、90歳の運び屋をめぐる前代未聞の実話に驚いたという。

家族のために運び屋となったストーンだが、別居中の妻が「あんな大金どうしたの?」と羽振りが良くなった理由を尋ねると、「実は高級ジゴロなんだ」と冗談を飛ばし、危険な仕事をして大金を得ていることは明かさない。「ロビンフッドになった気分でいた。大金を稼いで、困っている人たちを助ける」と、まるで慈善家のように援助する、ユニークなキャラクターに魅せられたイーストウッドは続ける。

ストーンは、家族よりも仕事や他人との関係を優先してきたことで、家族に愛想をつかされてしまった男だ。「自分の家より、他人の問題を片づけるほうが大事だと思っていた」というセリフの通り、90歳にしてようやく人生において大切なものに気づくことになる。

『アメリカン・スナイパー』以来2度目のタッグとなるクーパーは、「クリントが役に入り込む姿に感動したよ」と、俳優イーストウッドとの初共演を興奮気味に語る。彼が演じるベイツは、ストーンを粘り強く追う敏腕捜査官だ。巨大麻薬組織の大ボスを貫禄たっぷりに演じたアンディ・ガルシアも、イーストウッドとの初仕事に喜びを隠せない。「クリントは、俳優の夢だよ。彼の作品も、俳優としても……」と、絶賛する。さらに、『ミスティック・リバー』以来となるローレンス・フィッシュバーンは、「素晴らしい注意力だ。それが物語に信ぴょう性と深みを与えている」と語り、念願の初共演を果たした。そして『ミリオンダラー・ベイビー』以来2度目のタッグとなるマイケル・ペーニャは、「クリントが作る空間で、俳優が冒険する。彼はそれを記録する」と現場を振り返っている。

イーストウッドは「頭でなく心の声を聞くことだ。そしてキャラクターの感情を観客に届ける」と、登場人物の心情を通して、さまざまなメッセージを伝えることが最も重要だという。そして90歳の運び屋ストーンは、「人生には、越えるべき障害がある。彼は限界を超えてしまったんだ」と意味ありげな言葉で締めくくっている。

『運び屋』
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