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ドルフ・ラングレン「少しサプライズもあるんだ」 『クリード 炎の宿敵』インタビュー公開(ぴあ映画生活)




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出典元: 『ロッキー4 炎の友情』

2019年1月11日(金)より公開される、『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『クリード 炎の宿敵』。この度、宿敵イワン・ドラゴを演じるドルフ・ラングレンのインタビューが公開された。

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2015年に『ロッキー』シリーズの新章として公開され、全世界興収1億7,356万ドルを記録した前作『クリード チャンプを継ぐ男』。アドニス(マイケル・B・ジョーダン)とロッキー(シルベスター・スタローン)の世代を超えた友情、リアルでダイナミックなファイトシーン、ひたむきに夢を追い求める姿が共感を呼び大ヒットし、批評家・観客からも“シリーズ最高の興奮と感動ドラマ”と大絶賛された。そんな前作から3年、全世界待望の続編が本作『クリード 炎の宿敵』だ。

本作は、主人公アドニスとその師匠ロッキーの前に新たな最強の宿敵が登場。挑戦状を突きつけるのは、33年前に公開された『ロッキー4 炎の友情』で父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴ(ラングレン)の息子ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)だ。同作で、ソ連から送り込まれたドラゴとのエキシビジョンマッチに挑んだアポロ・クリードは、猛烈なパンチを浴び続け、ついには帰らぬ人となってしまう。ロッキーは、殺人的なパワーを持つドラゴとの15ラウンドの死闘の果てに、ついに自分に代わって挑戦を受けた親友アポロの雪辱を果たしたのだ……。

米レビューサイト、RottenTomatoesで95%の好スコアをマークした前作『クリード チャンプを継ぐ男』と、『ロッキー』シリーズ全6作の中で最も高い興行収入を誇る人気作『ロッキー4 炎の友情』2作品のその後を描く『クリード 炎の宿敵』。33年の時を経て描かれる息子同士の宿命の戦いに、ファンからは早くも熱い期待の声が上がっている。

ラングレンが再びイワンとなってシリーズにカムバックを果たすこととなった本作。その始まりは、前作『クリード チャンプを継ぐ男』のプレミアだった。「僕はプレミアに行き、スライ(スタローン)と写真を撮ったんだ」と振り返る。そしてジョーダンやライアン・クーグラー監督に会い、観客として座席についた時、ジョーダンが演じるアドニスの父アポロのことを思い複雑な思いに駆られたそうだ。「突然気づいたんだ。なんてこった。僕が彼の父親を殺したんだ。ここで僕は何をしているんだろう? 彼らは僕のことを憎むだろうってね。僕はタキシードを着て座り、自分はリンチされるんだと思っていたよ」と、複雑な心境だったと述懐する。

ラングレン自身は、再びイワンを演じることに消極的だった。再登場は、「オリジナル映画を損なうことになると思った。初めてやったときのエネルギーにとらわれるに決まっているからね」と慎重だったよう。ラングレンを動かしたのは、監督のスティーブン・ケイプル・Jr.からの脚本だった。「スティーブンに会って彼の脚本を読んだら、イワン・ドラゴはものすごく興味深い役どころだった。彼はすごく才能があって、チャレンジングで、これならやりたいと思ったんだ」と出演を決めた。

『クリード 炎の宿敵』では、『ロッキー4 炎の友情』でロッキーに敗れたイワンがその後どのような人生を歩み、なぜ息子ヴィクターを連れて再びロッキーの前に現れたかも描かれる。イワンの人物造形も奥が深かった。「ドラゴにはたくさんの痛みや怒り、復讐がある。それは、このキャラクターの行動原理なんだ。彼は容赦なく、どんなことも気にせずに、突き進む。彼は何があっても勝たないといけないという考えに支配されているんだ。息子がいてもいなくても、とにかくやらないといけないんだ。でも映画のラストでは、勝つことに執着していた彼の、息子に対する思いに変化が現れる。だから僕は気に入った。イワン・ドラゴも何かを学んで成熟するんだ」

本作の最大の見どころとなるのが、ロッキーとアドニスの前に立ちはだかる“炎の宿敵”、息子のヴィクターを巻き込んだ壮絶なファイトだ。ルーマニア出身のプロボクサー、ムンテアヌが演じるヴィクターについて、「僕たちにはどこか共通するところがある。大男だがもろい部分があって、僕も『ロッキー4 炎の友情』でそういうところがあった。そして、人々は僕のことを憎んだ。僕たちが次の映画で演じるキャラクターには、何かがある。明確な悪役ではなかった」とし、「父イワンは、彼から奪われたものを取り戻すということがすべてで、何が何でも勝つ、ということがゴールだと思っている。その過程で自分の息子を道具として使っているが、次第に人生には他にも重要なことがあるということに気づき始める。だけど、彼の考えを変えるのは簡単なことじゃない。なぜなら、30年間の苦痛がこの男にエネルギーを与えているからだ。その演技は大変だった。監督は僕が画面に出るたびに、ドルフがこの30年間の苦痛を感じているという演技を求めた。僕はそういうことをやったことはこれまでなかったんだよ。」と、演技の面でもチャレンジングな撮影だったと語った。

俳優として固い友情で結ばれたスタローンとの共演は今回が5度目。「少し奇妙で、そして少し非現実的に感じた。なぜなら、僕は3本『エクスペンダブルズ』をやって、僕たちは同じ側にいた。彼が5本の映画を誰かと一緒にやったのか知らない。多分、いないだろう。僕も他にいないよ。たまたまそうなったんだ。僕たちの運命が少し交錯したんだと思う。『ロッキー4 炎の友情』でスライに雇われたとき、僕はまだ子供で何も知らなかった。そして僕の先生のようになった。僕がとても尊敬している人だ。今でもある意味そうだよ。彼はとても賢い人だからね」と最大の敬意を贈る。

そして、「『ロッキー』映画を楽しむために、ボクシングのことを知っている必要なんてない」というスタローンの言葉を引用したラングレンは、「映画がこんなに成功しているのは、人生についての物語であり、人間の葛藤について描かれているからなんだ」と、『ロッキー』シリーズが描く人間ドラマの感動が観客を今もなお魅了し続けている理由だと力説する。

最後に、『ロッキー4 炎の友情』で披露されたドラゴの名台詞 「I must break you !(お前を破壊する)」 に関しては「少しサプライズもあるんだ」と今作についてチラリと匂わせてはニヤリとする。アポロをリングに沈め、ロッキーを苦しめたソ連からの刺客イワンが、最強の息子と共にロッキーとアドニスに挑戦状を叩きつける。イワン&ヴィクターのドラゴ親子は、どんなビッグサプライズを仕掛けてくるのだろうか、大いに期待だ。

『クリード 炎の宿敵』
2019年1月11日(金)より全国公開

『ロッキー4 炎の友情』
¥1,905+税
ブルーレイ発売中



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